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せっかく作った新卒採用サイトをどう活用する?新卒採用サイトを活用するための3つの準備

はじめに

最近の学生さんはほぼ100%の割合で、ネットを活用して就活をしています。

少しでも優秀な学生を多く集めたいと、自社のコーポレートサイトや商品やサービスのブランドサイトとは別に、専用の新卒採用サイトを制作している企業も多いのではないでしょうか。

せっかくコストや手間をかけて作った新卒採用サイトをどう活用するべきか、新卒採用サイトを活用するための3つの準備についてご紹介します。

サイトの活用方法

新卒採用サイトをリリースするまでには、どのようなサイトにするか社内で検討を重ね、時間や手間をかけたうえ、製作会社に依頼するなどコストもかけているはずです。

手間や時間、コストを費やして、せっかく作った新卒採用サイトをどう活用していくべきでしょうか。

サイトの活用方法として代表的なものに、採用のブランディング、集客ツールとして、誘導先として活用する方法があります。

以下で詳しく見ていきましょう。

採用のブランディング

サイトの活用方法として、行いたいのが採用のブランディングツールとして活用する方法です。

採用する目的のサイトになるため、ブランディングのみを目的としたサイトの構築が可能です。

採用のブランディングに使えれば、今期限りなど、1年ごとに作る必要もなく、今後の採用に向けて、常に使えるサイトになります。

時間や手間、コストをかけて作成したことが、無駄になりません。

逆にじっくり時間やコストをかけて作りこむことで、新卒採用に向けて何年も使えるツールになります。

毎年必要な箇所だけ見直すことや更新をかけていけば良く、新卒を呼び込むベースができあがります。

採用サイトはその年の就活生だけでなく、企業を見たい大学1年生、2年生、さらには就職先を見据えて進学する学部を決めたい高校生などの目にもとまるので、将来的な潜在的人材の呼び込みにもつながるのです。

集客ツールとして

せっかく作った新卒採用サイトの活用方法の2つ目は、集客ツールとしての活用です。

採用サイトを広告出稿して、より多くの就活生のエントリーを募るための集客ツールに使う企業も少なくありません。

採用サイトをリリースしても、基本的にサイトに訪れてくれるのは、その企業に興味を持った人たちです。

企業名で検索するか、商品やサービス名で検索してやってくるのが基本です。

企業の認知度がない、BtoBの企業などで商品やサービスが知られていないと、せっかくの採用サイトにアプローチしてもらえません。

そこで、採用サイトを広告出稿して、より多くの人の目に留まるようにする方法が考えられます。

誘導先として

せっかく作った新卒採用サイトの活用方法として、誘導先としての活用も挙げられます。

ナビサイトなどの情報掲載サイトから、誘導用として活用する方法です。

求人サイトや新卒のエントリーサイト、そのほか、就活生が検索する場合や利用するサイトから流入するようものです。

この点、就活サイトやエントリーできる求人サイトなどに、企業情報を掲載する場合、それぞれのサイトで、詳しく企業について紹介したり、人事担当者や社員のインタビュー記事を掲載したり、応募要項などを掲載するのが一般的です。

情報が少ないより、多いほうが、就活生には魅力的で、応募者を増やすために働きかけます。

とはいえ、掲載サイトごとに記事を作成して出稿するのは手間がかかります。

作成した採用サイトにリンクするようにすれば、いちいち細かな記事を作成する手間が省けて便利です。

活用するための準備

せっかく作った新卒採用サイトをどう活用するか、活用しても、応募者が増えない、求める人物像にマッチする応募者が現れないなど、期待する効果や成果が出ないのでは意味がありません。

成果の出る活用をするためには、活用するための準備も欠かせません。

活用するための準備として、どんな学生を採用したいのかを明確化、伝えたいメッセージを具体化、どのように拡散するかを考えるようにしましょう。

それぞれ、具体的にご紹介します。

どんな学生を採用したいのかを明確化

せっかく作った新卒採用サイトを活用するための準備として、最初に行いたいのが、どんな学生を採用したいのかを明確化することです。

ターゲットを明確化することで、どんなメッセージを伝えていくかの方向性が決まります。

広告を出稿するにも、誘導する元になるサイトを選ぶうえでも、どこに出稿するかを決めるために、どんな学生を採用したいかを明確することが大切です。

ターゲットを明確にせず、漫然と就活生向けで出稿すれば、成果が出ない無駄な出稿となり、コストや手間、時間の浪費につながるので注意しましょう。

理系のこんな学生がほしいとターゲットを決めれば、そういった学生が見そうなサイトに広告を出すなど、成果が望める場所に出稿できるようになるからです。

ターゲット決めについて詳しくは「ペルソナ」をご覧ください。

伝えたいメッセージを具体化

せっかく作った新卒採用サイト活用するための準備として、伝えたいメッセージを具体化することも欠かせません。

どんなことを伝えるのかで、サイトのコンセプトや内容が決まります。

企業概要や事業内容、先輩社員のインタビュー、1日の仕事の流れなど、情報満載の採用サイトは見ごたえもあり、企業の理解も深まりますが、いったい、どんな学生を求めているのかが伝わりにくいです。

一番伝えたいメッセージを具体化し、サイトの最初のスローガンに掲げることや社長メッセージ、人事担当者からのメッセージ、各事業内容や職種紹介のページごとに、共通のメッセージを掲げることで、求める人物像に近い応募者が集まりやすくなります。

どのように拡散するかを考える

せっかく作った新卒採用サイト活用するための準備として、どのように拡散するかを考えることも重要です。

どんなに手間や時間、コストをかけて制作しても、見てもらえないと、どんな良いコンテンツも無駄になってしまいます。

そのため、サイトを見てもらうための拡散方法も事前に考えておくべきです。

せっかく作った新卒サイトの活用法として、採用ブランディングや集客ツールや誘導先として、広告出稿やナビサイトへの掲載をご紹介しました。

本来こうした活用法は、サイトを制作する前の段階で考え、それに合わせた形でコンテンツを作成したり、表現法などを考えたり、キーワードの選定などSEO対策を行うことが大切なのです。

採用サイトの注意点

採用サイトへ費用を投資し、作り上げられたとしても用途によっては効果を感じにくいです。

採用サイト単体では集客は難しい

集客先、エントリー先としての採用サイトは重要ですが、認知や知名度を取り採用サイトを見てもらうには、まず別で自社の名前を知っていただかなければいけません。そのためにイベントやスカウト、広告など求職者に見ていただく前もった施策が必要です。

検索上で知っていただくには、SEO対策を行い自社の名前以外のキーワードで検索エンジンより認知される必要があります。某企業では「エンジニア辞書」を採用サイト内に作成し、エンジニアが検索するであろう言葉をSEO上で上位表示させて、採用サイトに繋げるなど、何かしらの施策が必要となるでしょう。

動機付けができるようなコンテンツを

採用サイト上には、候補者が求める情報を掲載するようにしましょう。例えば「動画」を利用したり、ブログ記事を更新したり、インタビュー・対談形式の社員紹介などは候補者に選んでもらえるコンテンツを投稿しましょう。

採用サイトを見るタイミングは「企業名」を知り、「興味」を持った方々が検索してくれるといった行動フローの可能性が高いです。要は歩留まりの良し悪しに繋がるのが採用サイトです。また選考中の方も志望動機や企業理解を高めるために、企業研究の1つとして利用します。

通常企業HPとは異なった、事業内容や業務内容などを記載しておくことで、理解度が高まりやすくなり、選考の通過率へも影響が出る恐れがあります。

まとめ

せっかく作った新卒採用サイトをどう活用するかの方法として、採用のブランディング、集客ツールとして、誘導先としての活用が考えられます。

そのためには、事前の準備として、どんな学生を採用したいのかを明確化すること、伝えたいメッセージを具体化しておくこと、どのように拡散するかを考えておくことも欠かせません。

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