採用競争に打ち勝つ!攻めの人事を構築するための”第一歩”とは?

はじめに

2005年に創業し、設計部門のCADに特化した人材事業を主軸に2017年以降新規事業へも挑戦。事業を大きくするとともに従業員数も増え、2022年春にオフィスを移転しより加速を見せる株式会社アットキャドの人事部  脛永さんにインタビューを実施いたしました。

会社の拡大に伴い「守り」の人事から「攻め」の人事へと戦略を一新し、RX Proを導入し、採用広報や情報発信力の強化を行った裏側や効果や成果を伺いました。

-貴社について教えてください。

脛永 当社は、CADに特化した人材サービスを提供してます。建設物や土木構造物を設計する際に必要となる設計支援ツール「CAD」を扱うCADオペレーターをご紹介して参りました。今後は領域を広げていき、さまざまなニーズや課題を解決し、オペレーターの活躍の場をより多く増やしていく予定です。

また働く社員一人ひとりが高い志を持っていただけるよう、キャリアアップや働く環境を築いており、若くして役職に就く社員を輩出しております。

競争率の高い採用市場に強い仕組みを

-採用活動で感じていた課題はありましたか?

従来より注力していた新卒採用は年々増員傾向にあり、加えて中途採用や設計職の採用強化と会社の中でも「採用」への重要度が高くありました。

その中で採用市場の競争率の高さは、採用成功に対して足枷となってしまう恐れを感じていました。具体的にはナビサイトやエージェントに求人を出すだけの待ちの姿勢だと、自社でコントロールできない要素が多いという点で、当社の採用は「守り」であったと感じます。

-「守り」から「攻め」に至ったきっかけは?

攻めていこうとなったのは市場を感じ始めて、まずはできるところと考え”Instagram”を運用し始めたことがきっかけです。最初に感じた効果は、興味を持っていただいた方や候補者の方の企業理解の向上が見られました。

RX Pro導入でブランディングと採用力の相乗効果を

先述したように「攻め」の採用活動を行うと決めたものの、ツールや手法を迷っている際に、RX Proの二川さんに出会ったのがきっかけです。

RX Proとは?

導入企業は様々な採用課題に対して、手に入れたいサクセスストーリーを自由に選んで体験ができ、かつ成果まで共に伴走してくれるプロをチームメンバーにできます!

RX:リクルートトランスフォーメーションの略。
採用活動の一部をプロに転換することにより、採用成功ノウハウを浸透させ、産業・企業を変革させることを意味します。

-自社で採用できる力を

福井 設計職の採用をより注力していくにあたり、アットキャド社が持っているカラーと世の中のイメージが乖離している点や、情報としての露出が少ない点より、記事を読んで自社のカラーを知っていただけるWantedlyの運用を戦略として提案させていただきました。

(株式会社リアステージ 採用ディレクター)

-採用広報の戦略はどのように進めていったんですか?

若手が活躍する環境をより打ち出していくためにも、「志向」や「キャラクター」の近い入社2〜3年目の社員の方々を中心に、入社経緯をメインとした記事構成で進めていきました。

建設業界のイメージだと、男性中心や理系を想起する方も少なくないため、ギャップと共感をうめることも意識し、入り口の取っ掛かりを下げるようにいたしました。

運用4ヶ月で、2名の承諾

脛永 12月よりスタートし、総合職1名、設計職1名の内定承諾者を迎えることができました。Wantedlyの特徴でもある条件面を強調した求人ではなく、カルチャーやMVVなどの価値観を打ち出すことができるプラットホームのため、就職活動へ前向きな方が多く、会社への理解度が高い方と面接できていることが今までとの大きな変化でした。

-人事部の展望や将来ビジョンはありますか?

脛永 徐々に変えて行っている最中ですが、待ちの採用コストを減らし攻める採用へ投資をしていきたいと思っています。併せて社内環境へも現在取り組んでおり、より働くモチベーションを保てる仕組みや制度を仕掛けていきたいと思っています。

-インタビューご協力ありがとうございました。

 

インタビュー協力者

会社名:株式会社アットキャド
URL :https://www.at-cad.com/
担当者:脛永翼

 

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