最近のSNSで最もダウンロード数が多いと言われるTikTokについて、ご存知でしょうか?
現在スマートフォン利用率は、10-40代が92.7%、50-60代で80%を超える結果となっており、SNSの普及を加速させてまいりました。その中でもYouTube、Twitter、Instagramに次ぐ次世代SNSとして、TikTokが注目されています。
今回はTikTok採用を行う上で「バズる」ための方法をご紹介してまいります。
はじめに
そもそもTikTok採用とは?やTikTokを利用しているケースがあるのかという不安もあるかと思います。
別の記事にて上記の内容をご紹介しておりますので、ぜひご一読ください。
TikTokとは?
ByteDance社が運営しているモバイル端末向けショートビデオプラットフォームです。15秒〜3分と動画コンテンツの中でも、短尺のみを掲載するSNSで、現在米英ではYouTubeの利用時間を上回っている最大動画サイトです。
現在流行りの曲や流行語の発祥地化しており、TikTokを見ることでトレンドを把握することも容易になります。
YouTubeとどう違うの?
同じ動画のプラットホームですが、YouTubeとどのような点が違うのかをご紹介してまいります。
動画の尺が異なる
前述したようにTikTokは、15秒〜3分と短尺な動画をアップするため、YouTubeほど詳細に長く説明することが難しいです。採用において、社員紹介やインタビュー、会社紹介などには不向きになります。
理解度を高めるために利用するとなると、目的に対してツールとしては弱くなるため、短尺でも伝えられる内容や魅力をまとめて小出しにすることの方が向いています。
動画編集が簡易的に作成可能
YouTube動画となると、おおよそ10〜15分長いと60分以上の動画をアップロードすることが多い上に、パソコンに取り込み動画編集アプリやツールで編集作業を行うことが多いです。
素材自体も取りこぼしがないように、出す予定時間の1.5倍〜2倍ほどの動画を回し、カット、字幕、BGMなどを経てようやく1本の動画になります。
しかしTikTokでは、動画を撮影したのち編集機能ページがあるため、アプリひとつで撮影・編集・投稿が可能となります。また使い方の難易度も高くなく、BGMは選ぶだけで良い上に、字幕等も簡単に入れることができるようになります。
ハイブリットなアルゴリズム
TikTokは拡散力が最も強いSNSといっても過言ではありません。TikTokはおすすめに掲載されると、不特定多数の方のおすすめでユーザーにレコメンドされるため、多くの方に動画を届けることができます。
また動画の試聴時間やリアクションによっては、アクションしたユーザーへ自動的に動画をレコメンドし、興味づけを強固にすることが可能です。
動画を投稿するまでの流れ
動画を投稿するまでに約4つのフローがあります。
企画やコンセプトを決める
TikTokで動画を進めるにあたり、企画やコンセプトを設定した上で進めていくことが大事です。現在様々なコンテンツがある中で、「面白い」や「興味を惹きつける」ことが大前提となります。
例えば
- ダンスや可愛い系
- ノウハウやライフハック
- 商品紹介や口コミ・レビュー
- ハプニングや一発ギャグ
様々なジャンルがあるため、何を目的としどのような動画を撮影するのか方向を決めましょう。とはいえすぐさま「バズる」とは限らないので、何個かネタを作りA/Bテストを行いましょう。
動画を撮影する
動画撮影方法は、アプリ上でも可能ですし、スマートフォンの基本カメラでも可能です。アプリ上ですと、動画の雰囲気が似たり寄ったりになるため、差別化を図るために動画用カメラを用いているケースもあります。
目に止まることが大事ですので、自社内の機材などを準備しておくことが大事です。
必要なもの
- 携帯スタンド
- ライト
- 必要であれば動画用カメラ
- 必要であればマイク
動画を編集する
どのような動画でも、編集を加えることでクオリティに差が出ます。アプリ内の編集ですと、カット・BGM・フィルター・アフレコ・音量・補正・テキスト・字幕・ステッカーなど多様に利用することができます。
しかしより拘っていきたい方や動画と動画を繋げたいという方であれば、編集アプリのダウンロードをお勧めいたします。ByteDance社が提供している、Cap CutというアプリはTikTokとの互換性もあり、利用しやすい編集アプリです。
投稿する
投稿する際にメッセージやハッシュタグ、メイションすることが可能です。企業のサービスプロモーションアカウントなどでは、ハッシュタグを用いたり楽曲を提供し、世の中に知っていただくような手法を行っているケースもあります。
流行っているタグやキーワードを利用し、属性に近いユーザーへ届くような投稿を心がけていきましょう。
バズりたい!何を行えばいいの?
コンテンツマーケティングにおいて、見られることで価値が出ます。そのためには「バズる」こともひとつ指標としておくことが大事です。
アルゴリズムを知ろう
前提としてTikTokのアルゴリズムを知ることが大事です。先述しましたが、動画を投稿しおすすめに載った際に、視聴時間やリアクションを経て、AIが動画の質を分析し反応した属性へリーチしていきます。AIが見ているポイントをご紹介します。
- 視聴時間の長さ
- いいねが多い
- コメントが多い
- シェアが多い
上記4つは押さえておくべきポイントです。この4つを踏まえた上でどのようなアクションが必要かご紹介してまいります。
最初の数秒が大事
TikTokの特徴として、上にスワイプすることで永続的に動画が流れてきます。そのため最初にインパクトや興味づけをすることによって、動画を視聴していただけます。あまり興味のない内容や、動画の冒頭でどのような動画かわからない場合、ユーザー心理としてはすぐに飛ばしてしまい、視聴時間を伸ばすことが難しくなります。
そのために冒頭で、「気になる」かつ「動画の趣旨がわかる」ことが大事です。
ファン化させる
SNSが伸びる背景としては、一定数のファンを獲得することが重要だと思います。そのファンは、個人でも会社でも良いかと思います。
例えば同じ社員に出てもらい続け、個人個人のファンを獲得することや特徴的なキャラクター設定をすることなどが考えられるでしょう。また一目見て「○○だ!」と認識していただくことで最初の数秒から視聴していただけるため、画角や服装など最初はあまり変えずに行うことで、一瞬で誰の動画かを理解してもらえます。
どうしてもうまくいかない場合は?
一昔前の踊るSNSという立ち位置から、少しずつ変わり、情報発信やドッキリなどさまざまなジャンルが増えてきました。そのうちに、企業やサービスのアカウントも増え、埋まりやすくなっている可能性があります。
どのように動画を伸ばすかというと、プロモーション(広告)です。数百円から数万円まで幅広い単位があり、自動でターゲットに対してプッシュされるため効率的に再生回数やいいね数を伸ばすことができます。
まとめ
TikTokの運用やバズらせるための方法などいかがでしたでしょうか?若者のSNSという認識がありますが、実際は幅広い年代が利用しているため採用において、いくらでもチャンスがあると思います。
実際に当社では単月500名のエントリーを獲得することができ、入社2名とTikTokより採用することが実現しました。
従来接触できなかった層へのアプローチができるため、もし採用においてお困りの方がいれば一度ご相談いただければと思います。