今回は説明会及び選考の満足度向上に向けて新卒にプロジェクトを運営し、選考希望率を向上させたソルー株式会社の細田様に取材させていただきました。ぜひご覧ください。
ソルー株式会社とは?
GoogleやFacebook,Instagram,TikTokなど10種類以上の広告媒体を通し、お客様が抱える課題に寄り添い、一社一社に適したマーケティング戦略を手がけております。
効果が出るまで広告を改善し続けるのはもちろん、時に改善が見られない場合は弊社から運用ストップを提案することも。こうした企業に向き合う、コミットする姿勢が評価され、設立3年目にして沢山のお客様と取引を結び、企業の売上UPに貢献しています。
インタビュー協力者
マネージャー
細田 佳那 さん
なぜ「日本一若いWEBマーケティング会社」を目指すのか?
元々は中途採用を中心とした、利益率の高める組織構成で進めておりました。
その中で当時21卒の世代がジョインした際に「若手だから」という枠にとらわれた概念を覆すような「パワフルさ」「貢献心」「成長」を全員が体感しました。本当に世の中に貢献し自分たちも拡大していくのであれ「次世代のリーダーシップ」を生み出すこと。それこそがカギになると確信し、新卒採用を大々的に再注力として取り組みました。
採用担当は新卒1期生!?
SOLU初の新卒採用(21年度卒)では8名の内定者を獲得しました。
インターンに積極的な参加をしてもらい、その姿勢や活力から、22年度卒の新卒採用を任せることに決まりました。
学生に一番近い存在である人が体感している「SOLU」をリアルに伝えてもらいより感度の高い学生さんとつながりたい。採用プロジェクトを通してすべての物事への「立場」や「コミット達成」「サーブ」などを新卒に学んでもらう意図が含まれています。
目標
- 採用人数へのコミット
- 弊社と接触した学生さんたちへ「体験」を残す
- 会社への貢献
採用プロジェクト始動
ミラクルプロジェクト
~一緒にワクワク感動する未来を引き起こす人材と奇跡の出会いがある可能性~
プロジェクト名とテーマを決め、ただ「やる」ではなく、プロジェクトとはなんなのか、なぜやるのか・何を引き起こすのかなど創作しました。
POINTになったのはこのプロジェクトが終了した時
- どんな自分になっているのか
- どんな企業になっているのか
未来から創作・計画していたことです。
実際に説明会への集客、満足度ともに
◆応募3000件OVER
◆選考希望率75%OVER
奇跡の様な結果を出すことができました。
集客力を上げた施策とは!?
Web広告業界は東京都だけでも数千社あると言われています。その中で自社へ興味を持っていただくためにもプロジェクトを運営する新卒メンバーたちが話し合い、自分たちの経験から「打ち出し方」で差別化を図っていきました。
違いを作った点
- 業界の基礎知識の共有
- 若い世代による企画・運営を目に触れさせる
- 将来を想起させる
- 就活生の「今」を分かち合う
ここに注力して、ライティング・説明会を実施いたしました。一言で表すと「気づき・発見の場」であることを意図しました!
就活は学生からすれば
- 何をすればいいか分からない
- 人生が決まってしまうような不安
- 学歴でのコンプレックス
- 会社選びの困難
など様々な直面があると思います。
だからこそ、「我が社を知ってもらう」ではなく、どんなことでもいいから一つでも気づき発見を感じてもらい就活に活力をもち、そこからより熱く弊社を志願してもらう意図がありました。
最終的には3,500名以上のエントリーをいただくことができました。
満足度を高める説明会とは!?
改めて弊社の説明会についてご紹介いたします。まず説明会の立ち位置としては「勉強会」のようなイメージを前もって伝えておりました。
実際の構成
- 代表からの直接メッセージ
- 広告業界の基礎勉強会(知識から立ち位置)
- 業務内容の説明
- 質問コーナー
満足度の向上させた内容
1つ目は学生と企業が一緒にいる事です。
説明会段階でオンライン・来社関わらずに参加者の方々一人一人の表情を見て回るようにしました。説明では、○○です。と単調に話すのではなく、うなずきや拍手などのアクションを学生に求める事で「体感」したような気持になっていただくようにも工夫しました。
そこには矯正ではなく学生の貢献を引き出すよう、
- 沢山伝えたことがある
- 少し緊張している
- みんなに発見をしてほしい
- みんなの表情や姿勢で本当に勇気づけられる
というこちら側の体験をありのままに伝えています。
2つ目は、広告業界の基礎勉強会だと思います。
ここで大事にしているのはさまざまな広告のビジネスモデルがある中で、弊社がどういう立ち位置で何を行なっているのかを理解していただくことです。学生さんの中でもWeb広告となると「インフルエンサービジネス」への親和性が高く、web広告=インフルエンサーと思っている方も少なくありません。加えてデザイナーやコンサルティング業を志願する学生さんも多く混在してきます。
そのためどんな事業や業務なのかをご理解いただいた上で、興味度の高い方が次へ進んでいただけるような構成にしております。しっかり業務内容を理解していただいたうえでの、弊社の強みやビジョンの共感を獲得できるので、採用後のギャップやベクトルのあった学生さんとつながることができました。
知らないことを知る楽しさを活かし、勉強会という立ち位置にすることにより、満足度を高められていると思います。
3つ目は、質問コーナーです。
本当に沢山の質問がきます。最長1時間近く質問が止まらなかったこともあります(笑)
ここまで興味・関心を引くことができたのは、リアルな声や同年代の活躍している人財と学生が説明会を通し繋がっていられる場になっていたからだと思います。
説明会で一番効果を感じた施策は?
21年度卒による採用プロジェクトです。
最終的なアンケートでの評価がかなり高い水準でした。要因としては、新卒の子たちが主体となったことが言えると思います。もちろんリアルな声も大事なのですが、採用活動、ましてや説明会での質疑応答などをほとんど歳の変わらない新卒やインターンが担当している事は、学生さんにとって大きな衝撃とともに、激しく感動と勇気が与えられたと思います。
プロジェクトを通して
ここまで来て説明会のお話しかしていませんが、本当に力を入れていました!もちろんグループワークや個別面接でも空気感や意図したことは同じようにありましたが、説明会がすべての源になっていたと断言できます。
グループワークや役員との面接で、学生さんが活き活きワクワクと本当に心から楽しそうに話している姿には、就活の不安や自分を大きく見せる見栄などは一切なく希望にあふれた最高に素直で輝く人でした。
そして今、22年度卒採用を終え、
~一緒にワクワク感動する未来を引き起こす人材と奇跡の出会いがある可能性~
は可能性ではなく事実として立ち現れました。
そしてプロジェクトを進めた21年度卒新卒社員は、入社数ヶ月とは思えないリーダーシップと推進力、愛をもって今まで以上にパワフルな活躍を見せてくれています。
改めて、本当に誇れる仲間であり愛する会社だからこそ沢山の「奇跡」が生まれたと体験しています。人とのつながりを心から大切にしている、より学生さんとつながりたい。未来の人財を育成していきたいと思う方はぜひ私と会話しましょう!お待ちしております。
まとめ
今回はソルー株式会社の細田様にご協力いただき、説明会で工夫された点をインタビューさせていただきました。採用活動こそ全社的に行うことで、情報の伝わり方や自社の魅せ方が変わっていきます。オンライン化が進み、選考社数も増えております。タッチポイントとして説明会のインパクトが変わっていきますので、ぜひご参考ください。