はじめに
ナビサイトの利用を考えた場合、一番気になるのは費用でしょう。
新卒採用のナビサイトは数多くありますが、料金形態によってサービス内容も大きく異なります。
まずは、企業にマッチしたナビサイトを探すのが重要です。
料金で選ぶのかサービス内容で選ぶのかなど、しっかりと確認しましょう。
おすすめのナビサイトの費用や選び方のポイントなど、今回はご紹介します。
ぜひ、ナビサイトを活用して、企業にマッチした人材やサイトを探してみましょう。
マイナビ
新卒採用のナビサイトとして有名な「マイナビ」は、最も利用された就職情報サイトでNO.1、就職アプリ利用率No.1、就職イベント満足度No.1に選ばれた実績の高いサイトです。
企業と求職者である学生の橋渡しとして、精度の高いマッチングが実現されています。
利用者側ではマイナビを通して理想の企業と出会えた、企業側では、欲しい人材を確実に採用できると人気です。
就職側も採用側も満足度が高いナビサイトなら、双方ともに安心できるでしょう。
おすすめの理由
マイナビがおすすめの理由は、まず、第一に学生利用数NO.1の実績があるからです。
全国の高校などでキャリアガイダンスを実施しており、学生の就活を支援しています。
「マイナビキャリアサポーター」として社員が出向き、就活の準備から本番までしっかりとサポートしてくれます。
また、マイナビでは、総出展企業数が約9,600社と多く、国内最大級の合同説明会も実施中です。
企業側も、大手だけでなく中小企業もサポートしており、業種を問わず利用する企業も多いのが特徴です。
首都圏だけでなく、全国に53拠点を置くマイナビなら、地域エリアの採用もサポートしてくれるでしょう。
要望に応えたさまざまなサービスは、企業の採用サポートとして役立ってくれます。
料金形態
マイナビの料金形態は、プランによっても異なります。
たとえば、プレミアパッケージの場合は基本料金が295万円ほど、基本パッケージの場合は基本料金が160万円ほど、お得なバリュープランの場合は基本料金が80万円ほどです。
パッケージのプランごとの料金は、利用できる機能によって差があります。
プレミアパッケージは、ほぼすべての機能がつきます。
ただ、バリュープランでは、「会社概要画面」「採用データ画面」「エントリー&予約システム」と必要最低限の機能しかつきません。
「企業マイページ」や「公開回答機能」「先輩発見機能」「取材情報画面」などのオプションをつけるなら、プレミアムパッケージを選びましょう。
またマイナビでは、オプション機能としてメール広告やバナー広告の利用も可能です。
自社の資本力やニーズに応じて、プランを選ぶようにしてください。
あさがくナビ
「あさがくナビ」はダイレクトリクルーティングの1つで、さまざまな課題解決ができるサイトとして人気です。
企業が採用関連で抱える問題には、狙った人材を従来の方法では確保できない、企業の認知度が低く求人が来ない、ダイレクトリクルーティングの仕組みがわからないなどがあげられます。
あさがくナビはそんな企業でも人材を確保できるように、充実したダイレクトスカウトサービスやAIスカウト機能も実施されています。
はじめてダイレクトリクルーティングを利用するなら、ぜひあさがくナビも候補に入れましょう。
おすすめの理由
あさがくナビがおすすめの理由は、まず会員数が40万以上と多いことです。
ダイレクトリクルーティングの中でもNO.1の会員数がいるので、はじめての方でも安心です。
スカウト機能も完備しており、AIが採用のアシストをしてくれます。
スカウトのカテゴリには、「採用条件」「学校の情報」「希望する働き方などの学生の特徴」「保有している資格」などが用意されています。
AIのスカウトでは、プレエントリーにつながりやすい学生をレコメンドしてくる機能も搭載です。
就職博と呼ばれる合同企業セミナーも実施しており、来場した学生はすべてデータ化できるサービスもあります。
求職中の学生に直接アプローチができるので、望む人材も見つかりやすいでしょう。
料金形態
あさがくナビの料金形態は、プレミアム、スタンダード、ライトのプランに分かれています。
プレミアムプランの料金は、通年なら140万円、24週間なら120万円、12週パスポートなら75万円、12週間なら60万円です。
ライトプランの料金は、通年なら70万円、24週間なら50万円、12週パスポートなら45万円、12週間なら35万円です。
またオプション料金として、求人案内メール、プラチナ求人案内メール、ダイレクトスカウト通知メールなどがあり、それぞれ発行数に応じて料金は20~45万円ほどに設定されています。
ほかにも、バナー広告オプションなら10~35万円ほどで利用ができ、露出を強化できるサービスなら、期間に応じて25~35万円で利用が可能です。
ONECAREER
「ONECAREER」は学生利用率NO.1の実績があり、HRアワード2020では、「人材採用・雇用部門」でも最優秀賞を獲得した経歴もあります。
実績が豊富なのでそれだけ安心感もあり、学生と企業のどちらでも利用しやすいでしょう。
またONECAREERは、ワンキャリアクラウドとして有名なサイトです。
クラウドだからこそ解決できる問題も多々あります。
たとえば時間のかかる調査時間の短縮、母集団形成の悩み、相次ぐ選考辞退の悩みもワンキャリアクラウドなら解決に導いてくれるでしょう。
おすすめの理由
ONECAREERでは、学生の動向や自社の評価について口コミを見られます。
その口コミからの情報収集が容易と人気のあるサイトです。
たとえば、学生の年間動向や競合する他社の選考情報を公開しており、情報収集にかかる時間を大幅に短縮できます。
オンライン上での採用事例も豊富で、工数を軽減できるのは大きなメリットでしょう。
また、説明会やインターン、面接の選考体験談など、自社の採用活動が学生からどう思われているのかも確認できるので、企業側のメリットも大きくなります。
学生の利用率がNO.1の実績があるのは、応募する企業の評価がすぐにわかることも要因でしょう。
情報収集は時間がかかります。
それを短縮できるのは学生側も企業側にもメリットといえるでしょう。
料金形態
ONECAREERの料金形態は、フリー、ライト、スタンダードのプランに分かれており、月0~30万円の幅があります。
それぞれのプランに大きな差はありませんが、スタンダードの30万円プランにはほかのプランにない、ATSなどの外部サービスとの接続がつきます。
またスタンダードプランは、求人掲載でイベントが5件と、ほかのプランの1件から見ればお得に利用できるでしょう。
すべてのプランに共通のサービス内容は、「自社や他社の評価閲覧が可能」「自社や他社の体験談の閲覧が可能」「学生動向の閲覧が可能」「人気企業の閲覧が可能」などです。
またフリープランは0円で利用できますが、資料のダウンロードサービスがない点や募集可能日程には制限がある点に注意してください。
Cheer Career
Cheer Careerは、ベンチャーなどの企業に努めたい学生向けの就活サイトです。
1学年に4万人もが利用している人気のサイトでもあります。
Cheer Careerの特徴は、母集団がベンチャー向け企業である点、フォロー体制が整っている点、1社の採用平均人数が4~5名である点、コストパフォーマンスが高い点などです。
コロナ渦でも、スカウト応募率が36.7%と非常に魅力的なサイトといえるでしょう。
また、Cheer Careerでは、ベンチャーの企業・成長企業が選ぶ就活サイトで1位、成長志向の人材が選ぶ就活サイトでも1位、コストパフォーマンス満足度就活サイトでも1位を獲得と実績の高さも魅力の1つです。
おすすめの理由
Cheer Careerがおすすめの理由は、ベンチャー企業に特化したサイトだといえます。
また登録者数が多いこと、SEOがされていること、働く意欲の高いインターン生が登録していることなども魅力です。
就活生は年間で40万人ほどいますが、その10%もの人がCheer Careerに登録しており、その面でも安心して利用できるでしょう。
ブランド力が高い企業の就職だけでなく、ベンチャー企業などの就職先も多数あるCheer Careerでは、利用者を増やすイベントも多数開催されています。
またサイト自体のSEOもされており、Googleサジェストで上位表示がされていれば、自分で就職先を探す学生にも便利でしょう。
Cheer Careerの求職者の多くが、安定性や給料の高さよりもやりがいの方を重要視する傾向があります。
出世意欲やすぐに現場で働きたい学生なども多く、それらの学生なら企業側も雇うメリットは高くなるでしょう。
料金形態
Cheer Careerの料金形態は、ライトとベーシックが用意されており、月3~5万円ほどで利用が可能です。
ライトプランでは、月3万円×1年で契約できますが、スカウトに関するサービスや「もっと知りたい」機能などがない点には注意が必要です。
対して、ベーシックプランでは、月5万円×1年で契約可能で、スカウト送信通数が600通/年利用できるのは大きな魅力でしょう。
またベーシックプランでは、フォロー中ユーザーの絞り込みや他の企業からのアプローチ状況の確認もできます。
どちらも求人掲載の最短スケジュールは即日です。
すぐに募集をかけたいときに便利なサービスでしょう。
もしコストを抑えつつ、応募者を集めたいならライトプラン、求める人材に直接アプローチを望むならベーシックプランがおすすめです。
まとめ
おすすめのナビサイトのサービス内容や料金形態など、ご紹介してみました。
ナビサイトにもいろいろありますが、それぞれ料金や内容には差があるため、企業にマッチしたサイトを選ぶ必要があります。
まずは機能やオプション、プラン内容などしっかりと確認してから、ナビサイトを利用してみましょう。
料金を問題にするかサービスの方を問題にするかも選び方のポイントです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。