中途採用でもナビサイトを活用?おすすめのナビサイトとその費用感をご紹介!

はじめに

中途採用の求人を探す企業にとって、ナビサイトは大変有効な手段でしょう。

正直なところ、大手サイトはどこも似たようなサービス内容が多く、選ぶのは好みによります。

とはいえ、利用料金やサービス内容が微妙に違います。

まずはコストを削減したいのか求人数を多くしたいのかなど、目的をはっきりさせましょう。

おすすめのナビサイトと料金形態など、今回はご紹介してみました。

ぜひ、ナビサイト選びの参考にしてみてください。

エン転職

「エン転職」は入社後の活躍までを考えたナビサイトです。

登録すると、エン転職が所持している会員データへのアクセスやLINEキャリアへの無料掲載などが利用できます。

資料請求は無料なので、まずは必要事項を入力し、資料のダウンロードから始めてください。

また電話での問い合わせも可能です。

営業時間内なら電話を利用した方がすぐに返答があります。

中途採用に向けた求人を出したいなら、エン転職がおすすめです。

おすすめの理由

エン転職がおすすめの理由は、4年連続で総合No.1の実績があること、また、総登録者が900万人を超えていることです。

「仕事を大切に、転職は慎重に。人材を大切に、採用は慎重に。」をテーマに掲げ、採用側も求職側も満足できるサービスを提供しています。

ユーザー満足度で第1位を受賞している理由は、満足度が高い求人サイトの提供、口コミと求人の連動、採用HPが充実しているなどです。

また、エン転職では若手会員の比率が高く、35歳以下の会員数は7割を超えます。

ほかにも、スマートフォンを利用しての転職サービスシェアもNO.1の実績があり、「LINEキャリア」ではエン転職の掲載料金のみで2つのメディアに同時掲載も可能です。

エン転職では、新着案件が上位表示されるため、探しやすさもまた選ばれている理由でしょう。

料金形態

エン転職の料金は、5つの企画に分かれており、一番高額な「SS企画」では120万円がかかります。

ほかの企画では「S企画」が80万円、「A企画」が50万円(地域差あり)、「B企画」が38万円(地域差あり)、「C企画」が28万円(地域差あり)と続きます。

エン転職の場合、人材をどこで募集するかで料金が違うので注意が必要です。

企画の料金はあくまで基本料金であり、キャンペーンを利用すると安く利用できる可能性もあります。

SS企画やS規格では掲載順位が1位に表示されるサービス、A企画以上であれば、検索結果の画面に写真が載るサービスなどがあります。

どの企画にも共通するのは、求人原稿の情報量に差はないことです。

サービスの金額は問い合わせする必要があるため、個人でお確かめください。

マイナビ転職

「マイナビ転職」は主に中途採用に向けたナビサイトです。

業界最大級の登録数を誇り、アプリダウンロード数も1位と実績もあります。

マイナビ転職のサービス内容は、マイナビ転職フェア、成果報酬型サービスの「March」、ウェブセミナー、AOLC(採用管理システム)など多彩です。

特に、大都市圏やエリア採用に強く、全国に63エリアを展開しています。

知名度も抜群のマイナビ転職ですが、まず料金形態やサービス内容を確認してから利用してみてください。

おすすめの理由

マイナビ転職がおすすめの理由は、ナビサイト掲載だけでなくスカウトやイベントなど、多彩なサービスが利用可能だからです。

サービス内容は16種類にもわたっているのです。

上記でご紹介した以外にも、人的リスク回避のための適性検査、動画面接ツール「ウェブメン」、朝日新聞読者に向けての「朝日マイナビ」などが用意されています。

マイナビ転職は、若手の20~30代の利用者が多いのも特徴で、3ヶ月以内に転職を考える会員数は7割にもなります。

また、提携業者数も多く、115の業種、職種は379分類と業界で最多を誇っているのです。

スカウト登録者数も317万人と多く、直接アプローチも可能です。

中途採用の悩みの1つでもある地方採用でも、応募が集まりやすいのはメリットでしょう。

料金形態

マイナビ転職の料金形態は、企画ごとに分かれています。

たとえば、4週間掲載の「MT-S」では120万円がかかり、「MT-A」は75万円、「MT-B」は50万円、「MT-C」は35万円、「MT-D」は20万円と続きます。

それぞれの企画では、延長が可能か、掲載位置はどこか、写真の掲載数などに違いがあり、職種数は1種類に絞られるのが特徴です。

求人原稿の文字数や画像掲載数などは、上位企画ほど有利になっている点には注意してください。

上位のMT-Sなどは費用も高めですが、露出が多くなる分応募数も多くなるメリットがあります。

そのため大量採用やITエンジニアなどの人気職種を検討しているなら、上位企画の利用がおすすめです。

サービスの金額は問い合わせする必要があるため、個人でお確かめください。

doda

「doda」は中途採用向けのナビサイトで、応募数は134%と成長を遂げています。

業界最大規模の会員数を誇り、591万人(2020年12月末時点)もの求職者が利用中です。

また、dodaでは安心サポートがついており、採用検討中の企業に向けての採用手法の提案、サービス利用中の企業に向けてのPDCAの実施、利用後の企業に向けてのアドバイスなども豊富に揃っています。

サイトもユーザー視点で作られているため、効果的なアプローチが可能です。

転職者満足度でもNO.1の実績を持つdodaは、今後も求職者が増えていくでしょう。

おすすめの理由

dodaは、ナビサイト掲載だけではなく、スカウトやイベントなど多種にわたるサービスも利用可能です。

たとえば、商品のラインナップには幅広く募集をかけたい企業向けの求人情報サービスや、直接アプローチをかけたい企業向けのダイレクト・ソーシング、直接会ってPRしたい企業向けの転職フェアなどがあります。

中でも、求人情報サービスでは、約591万人もの登録者の中から応募者を募れるのは大きいでしょう。

また、ユーザーとのマッチ数を上げるレコメンド機能や職種、または業種に対応した専門サイトが作れるのもメリットです。

ただ、募集可能職種数や選考スピード、導入スピードは商品によって違う点には注意が必要でしょう。

dodaでは転職フェアなども開催中なので、そちらを利用してみるのもおすすめです。

料金形態

dodaの料金形態は、A~Eタイプまでの5種があり、それぞれ料金が異なります。

たとえば、Aタイプの場合は、基本料金が25万円かかります。

Eまでの料金形態は、Bタイプが基本料金40万円、Cタイプの基本料金は60万円、Dタイプの基本料金は100万円、Eタイプの基本料金が150万円と続くのです。

このうちAタイプだけは、画像を掲載できないので注意しましょう。

ただ、一番安価なAタイプには、ほかのタイプにない企業メッセージの掲載が可能です。

また、一番高価なDタイプでは、唯一ピックアップページがつくなどの違いもあります。

もしdodaを利用するなら、料金形態だけではなく、どんなオプションがつくのか確認が必要です。

サービスの金額は問い合わせする必要があるため、個人でお確かめください。

type

中途採用ナビサイトである「type」は転職サイトアクセス数者NO.1を誇ります。

また、大手からベンチャー企業まで幅広く網羅しており、特にエンジニアの採用に特化しているのです。

typeの魅力には、業界初のAIマッチング機能が利用できる点、ワンプライスで2つの職種まで同時掲載が可能な点、採用成功率が90%越えである点などがあります。

また、indeedやIT転職ナビ、求人ボックスなどに自動掲載が可能なのも魅力的な点でしょう。

もしベンチャー企業でも採用成功率を上げたいなら、typeがおすすめです。

おすすめの理由

typeがおすすめの理由は、ナビサイト掲載だけでなく、スカウトやイベントなど多彩なサービスが利用可能な点です。

特に業界初のAIマッチング機能では、企業が採用したい人材の応募者を増やせる点はメリットでしょう。

登録ユーザー数は337万人おり、ユーザーデータを自由に閲覧、そしてスカウトできるのも嬉しいサービスです。

また、ワンプライスで2つの職種に同時掲載が可能なので、職種やスペック、案件で分けて記載できます。

ほかにも、採用成功率が9割以上のダイレクトリクルーティングサービスも人気で、有効応募が3倍、また内定承諾率も2倍にアップする可能性があります。

コストを下げつつ求人採用率を上げたいなら、typeの利用も検討すべきでしょう。

料金形態

typeの料金形態は、A、B、C、Dの4種類に分かれています。

それぞれの料金は、type-Aが基本料金100万円、type-Bが基本料金80万円、type-Cが基本料金60万円、type-Dが基本料金35万円と続きます。

どのタイプでもAIマッチング機能は利用可能ですが、Dタイプにはスカウトメールがない点には注意が必要です。

掲載順位も料金の高い順で移行していき、Aタイプなら上位表示が可能です。

基本料金は4週間で計算されるので、どんなオプションがつくのかでも選び方は変わります。

typeでは、2職種まで同じ価格で掲載が可能なため、ターゲットによって求人原稿を分けるのがおすすめです。

また、typeでは「TVCMプロモーション」の開催など、期間限定の特別企画も見逃さないようにしましょう。

転職ナビ

「転職ナビ」は正社員の採用に強いサイトで「正社員の求人8割」以上ともいわれています。

求職者に対して「転職ナコウド」がつく点や、企業との最適なマッチングを可能にする「LIVESENSE BRAIN」、メディアとの連携が可能な点など、求職者にも企業にもメリットが大きいサイトです。

中でも、独自の機械学習型アルゴリズムを活用した「LIVESENSE BRAIN」は、企業側にとって求職者を探す大きな助けになります。

まずは、企業の求める人材の集客を重視し、転職ナビを活用してみましょう。

おすすめの理由

転職ナビがおすすめの理由は、ナビサイトに掲載されたプランが複数ある点です。

また、転職ナビはコストパフォーマンスが高いサイトとしても知られ、業界トップクラスの求人用プラットフォームでもあります。

求人ではよくCMや新聞などのマスメディアを利用しますが、転職ナビはあえて使わないことでコストを削減できます。

IT技術を利用し、業務効率を高めるだけでなく、データ分析をもとにした業務運用も可能です。

転職ナビでは、企業の採用率を高めるために求人票の検索順位を重視しています。

そのため、掲載順位が高まるためのプランやオプションが多いのも特徴です。

転職ナビは利用するなら即戦力を求めるのか、コスト削減をしたいのかなど、目的に合わせて活用してみましょう。

料金形態

転職ナビでは、プランが3種類あり、それぞれ「応募課金プラン」「掲載課金プラン」「採用課金プラン」に分かれます。

応募課金プランと採用課金プランは、掲載コストは0円なのが特徴です。

たとえば、応募課金プランでは、掲載コスト0円から利用でき、応募数に応じた課金制につなげやすいと人気があります。

また、掲載課金プランは、採用人数が何人であっても掲載料金のみでOKと人気です。

ほかにも、採用課金プランでは、採用が決定するまで掲載コストがかかりません。

ただ、詳しい料金はサイトに明示されていないため、まずは無料相談で掲載プランを相談してみましょう。

サービスの金額は問い合わせする必要があるため、個人でお確かめください。

まとめ

冒頭でもお伝えしたとおり、どこの大手ナビサイトもナビサイト以外の事業展開を手がけているので、異なるポイントはそれほどありません。

ナビサイトは大手が活躍しているので、差はほとんどなく、好みや担当者の対応で決めても問題ないでしょう。

そのため、業界最大手のエン転職か、または担当の営業マン次第で、どのサイトを選ぶかを決めていただければと思います。

即戦力になる人材が欲しいのか、企業にマッチした人材が欲しいのかなども選び方のポイントです。

また、料金などはサイトによって違いがあり、サービス内容も変わってくるので、上記のポイントなどを参考にしてみてください。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

採用手法をご紹介!ナビサイトとはどんなサービスなのか?

求職者からの認知度が鍵!ナビサイトのメリット・デメリットとは?

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