採用手法をご紹介!マッチングイベントとはどんなサービスなのか?

はじめ

マッチングイベントは、企業と学生をつなげるための就活イベントの1つです。

少人数だからこそのメリットもあり、中でもマンツーマンで担当者と話せる点は大きいでしょう。

費用面など気になる部分もありますが、一次選考までがその場で終わるので欠点とは呼べないほどです。

有名なマッチングサービスやどんなイベントなのかなど、詳細を今回はご紹介します。

ぜひ、マッチングイベント利用の際の参考にしてみてください。

マッチングイベントとは?

マッチングイベントとは、企業と学生をつなげるために開催されるイベントです。

企業側のメリットは「学生と会って話ができること」、学生側のメリットは「企業の内容などを担当者と話し合える」などがあります。

マッチングイベントでは、学生とマンツーマンで話ができるため、合同説明会と比べて濃い内容の話ができるのも魅力です。

合同説明会だとどうしても質問しづらい雰囲気があります。

ただ、マッチングイベントは個別に対応できるのでしっかりと話ができるでしょう。

1開催20~30名が参加する就活イベント

マッチングイベントは小規模なイベントのため、より学生と近い距離で学生を評価できるのが魅力です。

イベント中に選考を実施でき、より企業が求める人物に合った学生を選べるのもメリットでしょう。

小規模なマッチングイベントでは参加企業も2~5社、学生も20~30名と人数が限られるのも特徴です。

少人数での開催は、個別対応ができるのは魅力の1つです。

学生と濃い内容の話し合いもできます。

特定の業界、業種、各地域などで限定イベントも多く開かれており、学生と企業をつなげられるイベントとして人気です。

マッチングイベントでは企業側にとっても、就活生との関わりをもてるようになる、その場でスカウトできるなどは大きなメリットとなります。

大規模な合同説明会との違い

マッチングイベントと大規模な合同説明会との一番の違いは参加人数です。

大規模な合同説明会では300名以上が参加することも多く、中には1万人近くが参加するケースもあります。

ただ、1社がアピールできる時間は短いので、学生全員と接触することは不可能といえるでしょう。

また合同説明会には全業界対象型、業界特化型、学部・学科限定型などの種類があり、それぞれ目的が違います。

合同説明会のメリットは、一度に多くの学生と会える点、業界に興味をもたせやすいなどがあり参加する企業も多くあります。

ただ、上記でも書きましたが、一人ひとりの学生とじっくり話し合うことはできません。

ほかにも、多くの企業の中で自社が埋もれてしまう可能性も高く、よりよいプレゼンが必要でしょう。

就活生がイベントへ参加する理由

マッチングイベントへ参加する上で、どのような動機で参加しているのかは気になるポイントになります。よくある参加理由をご紹介していきいます。

人事の人と直接話せる

通常の説明会などと違い、人事や採用担当と近い距離でコミュニケーションを撮ることができ、フィードバックをいただける機会として参加することが多いようです。就職活動をする中で、フィードバックをもらえることが少なく、進め方を迷う方も多い中で少人数型のマッチングイベントであれば、一人一人を見てもらえるかつ評価・フィードバックしていただき、縁があれば内定をもらえる可能性もあるため、就活生にとっては貴重な時間となります。

自分では見つけられない企業と出会える

マッチングイベントの醍醐味といえば、ご自身で探している業界以外を知ることができることです。マッチングイベントより内定承諾される方の多くは、当初見ていない業界であったり、イベントをきっかけに知らない業界・企業を見始める方もいます。

企業としても、従来の方法では出会えない学生と出会える点で人気高いです。合同説明会と異なり、数社をじっくり見れるという点でも、必然的に知るきっかけとなることが大きな要因です。

就職活動の効率化

通常の企業説明会などでは、1時間〜1時間半程度で1社の説明を聞かなければなりませんが、マッチングイベントの場合3時間〜4時間程度で、複数社を知ることができるため就職活動を効率化するために参加する人も多いです。

就活は時期に限りがあるため、できるだけ時間を効率的かつ有効活用する必要があるため、マッチングイベントに参加することによって、短時間で業界や企業を知れるきっかけになります。

時間も費用も限りがある就活において、マッチングイベントは強い味方になります。

マッチングイベントのサービスを導入するべき企業の特徴

マッチングイベントは学生と企業のつながりを生むイベントであり、双方にメリットがあります。

学生側では入社したい企業が簡単に探せますし、実際に働いている人の話を聞けます。

企業側では一緒に働く仲間を探せるのはメリットでしょう。

コロナの影響もあり、オンラインでのイベントも増えている昨今では、少数精鋭を目指す企業にとっても大切なイベントといえるでしょう。

人気業界の企業

マッチングイベントでは他の企業との比較ができるため、学生に人気の企業であれば、学生からの評価は高くなる傾向があります。

合同説明会とは違い、企業側が一方的に自社説明をするのではなく、個々に対応ができるため、学生も利用しやすくなります。

マッチングイベントで人気のある業界はベンチャー企業やマスコミ業界、ファッション業界、理学生向け、体育会向けなどです。

マッチングイベントは選考直結タイプの一種で、人気の業界への就職もしやすいのが特徴です。

人事のグリップ力が高い企業

マッチングイベントでは、イベント後のフォローは基本的に実施されません。

イベント後の面接誘導や内定承諾などは、一般的に人事が実施します。

そのため、マッチングイベントは、学生をグリップして自社採用まで引っ張れる企業向きのイベントであるといえます。

ほかの就活イベントとの大きな違いは、出会える学生の質です。

どんなに人事のグリップ力が高かったとしても、企業にとってよい人材が集まるかは話してみないとわかりません。

その点、マッチングイベントに集まる学生は、自身で情報収集をする前向きな学生が多いのも特徴です。

たしかにイベント後のフォローがないので、企業のグリップ力に左右される部分はあります。

ただ、良い人材を求めるなら、マッチングイベントを利用する価値はあるでしょう。

とにかく学生に会いたい企業

意外に思われるかもしれませんが、マッチングイベントは、とにかく学生と会いたい企業にも向いています。

イベント各回で20~30名ほどの学生が集まるため、イベントに参加すれば、さまざまなスキルをもった学生と会えるからです。

大規模な合同説明会とは違い、すべての学生と話せるため、企業に必要かを見極めるのにも有効でしょう。

20~30名ほどの学生に、その場で一次選考も実施可能なので、企業側も集客がしやすいメリットもあります。

就活をする学生には、早く内定が欲しいと望む人も多くいます。

その点、その場で一次選考がすむマッチングイベントは、学生にとっても嬉しいサービスでしょう。

学生を企業に惹きつける意味でも、マッチングイベントはメリットが大きくなります。

マッチングイベントのメリット・デメリット

マッチングイベントはメリットも多いですが、デメリットもいくつかあります。

とくに、費用面などは気になるところです。

もしマッチングイベントを開催するなら、デメリットも確認しておきましょう。

企業側にとってメリットであっても、学生側ではデメリットになる可能性もあるからです。

マッチングイベントのメリットやデメリットについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

接触学生の数と質を求められる!マッチングイベントのメリット・デメリットとは?

気になる費用感

マッチングイベントは企業の費用負担が大きい点はデメリットだといえます。

1回参加するだけでも平均20~30万円がかかってくるため、企業にとって大きな負担になる場合もあるでしょう。

とくに、高学歴や理系限定などのセグメントタイプでは、50万円ほどの費用がかかるのは大きなデメリットです。

また採用にあたって、他にもさまざまな費用が発生することもあるため、1回あたりの費用がこれ以上になることも十分に考えられるでしょう。

ただ、マッチングイベントでは比較的すぐに内定者が決まることもあります。

総合的には採用活動にかかる費用も安く抑えられる可能性もあるといえます。

1回の費用負担は大きいものの、結果としてイベントを活用したほうが費用の負担が少ない場合もあるでしょう。

有名なマッチングイベントサービス

マッチングイベントサービスで有名な企業には「ジョブコミットチャレンジ」や「ジョブトライアウト」「出会いの場」などがあります。

マッチングイベントには、選考直結型やグループディスカッションのイベント、早期内定イベント、即日内定イベントなど似た種類もあるので注意しましょう。

ただ、どのイベントも、マッチングイベントと大きな差はありません。

できるだけ学生が集まりやすいイベントを選んでおけば安心です。

それぞれ特徴があるので、以下に見ていきましょう。

ジョブコミットチャレンジ

ジョブコミットチャレンジは、マッチングイベントサービスでは、初のアフターフォローを実施している企業です。

参加して終わりというサービスも多い中、内定後のクロージングまで受け持ってくれるのは企業にとって嬉しいサービスでしょう。

参加企業や参加学生にどれだけ寄り添えるかを追求し続けており、企業の満足度は90%以上となっています。

また、インターンシップ動員型サービスや着座型動員サービスなども手がけており、マッチング精度の高さでも定評があります。

新卒採用だけでなく、中途採用やエンジニア採用、インターン採用など、高ポテンシャルな人材を探せるのは魅力的です。

小規模なイベントや中規模なイベントを開催するときにもおすすめのサービスです。

【マッチングイベント】ジョブコミットチャレンジとは?

ジョブトライアウト

ジョブトライアウトは、イベント開催数No.1の実績を誇ります。

独自のビジネスゲームを用いて評価をし、参加学生の6割以上が「MARCH」以上とレベルの高いイベントも開催中です。

ビジネスゲームを用いた行動評価では、学生の行動力だけでなく、思考能力やコミュニケーション能力などを専用の端末機ではかります。

学生のプロフィールなども端末から確認ができるため、参加者の能力を素早く的確に判断できます。

また、参加学生の大学レベルは「MARCH」以上が6割とポテンシャルの高さも魅力の1つです。

サイトがオープンする前から情報収集をした学生ばかりが集まるので、イベントの難易度も高くなっています。

そこが企業から高い評価を受けている理由でしょう。

https://www.realive.co.jp/service/jobtryout.html

出会いの場

出会いの場では、就活開始直後の学生が多く参加しています。

複数回実施されるグループディスカッションの様子から、学生のチェックが可能です。

自社に合った学生をピックアップしやすいと、企業から高評価を得ています。

出会いの場に参加する学生のタイプは組織視点や環境視点、仕事視点、展望視点、待遇視点など視点もさまざまです。

中でも、会社の雰囲気を重視する環境視点や、ワークスタイルを重視する仕事視点、キャリアを重視する展望視点の学生が多いのも特徴でしょう。

そのため出会いの場では、誰と何の仕事をするかを重要視したイベントが開催されています。

出会いの場を利用すれば、公募メディアではアプローチ不可な学生の人材も見つかるでしょう。

https://deiba.jp/corporate/service/deinoba/

まとめ

マッチングイベントの内容や種類、メリットやデメリット、有名なマッチングサービスなどご紹介してみました。

マッチングイベントは、合同説明会とは違い、マンツーマンで学生と話ができるのが大きなメリットです。

参加費用がかかるのはデメリットですが、たくさんの有望な学生に出会えるなどメリットも多くあります。

ぜひ、マッチングイベントを活用して、人材探しの手助けにしてください。

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